2013年11月06日

議会のIT化で何が変わるか

昨日(5日)と今日(6日)の1泊で、議会運営委員会の行政視察に行ってきました。視察先は三重県鳥羽市議会と亀山市議会。どちらも議会の情報発信に工夫をしている議会です。

鳥羽市議会は議会の公式ツィッターを導入し議会情報を発信しています。また議会のほぼ全ての会議をインターネット放送しており、全員協議会で行う正副議長選挙の所信表明なども公開しています。そのほか議場内に46インチモニターを2台導入し、議員が議場に持ち込んだipadやパソコンから写真や図などを表示しながら一般質問を行う等、視聴者によりわかりやすい情報発信を行っています。

IT化先進議会として注目を集める鳥羽市議会ですが、そこにはITに詳しい頼れる議会事務局職員のサポートがありました。今回説明してくださった議事係の職員さんは、自らもいろいろとアイデアを提案しながら議会のIT化を支えているようです。これは2日目に伺った亀山市議会でも感じたことです。実はこういう職員の存在なくしては議会改革は進まないのです!

実は鳥羽市議会は、IT化だけでなく、会派制を廃止したり、総合計画の基本計画を議決事項に追加したり、全国最多の議会報告会を開催したり(離島や集落が点在しているため、細かくまわると回数が増えるのだそうです)と、他にも参考になる取り組みをいろいろと行っています。もちろん多摩市議会もいろいろとチャレンジしているつもりですが、まだまだやれることはあると思いました。

2日目の今日は亀山市議会に伺いましたが、こちらも段階的に着実に議会改革を進めている市議会です。特に、ケーブルテレビによる議会の情報番組「こんにちは!市議会です」は、毎定例会の内容が約15分のダイジェスト版にまとめられ、とてもわかりやすい議会の情報発信だと感じました。

亀山市では、ケーブルテレビ導入後行政情報番組を放送していたので、このチャンネルを活用して議会の内容を報告する番組を作成したのですが、ケーブルテレビの加入率が8割を超えているということもあって、これは有効なツールといえます。


多摩市では簡単に真似できませんが、議会の様子を単に中継するだけの今のスタイルよりは、市民に定例会の内容がわかりやすいという点では、こちらの方が優れているのではと思います。もちろん、ありのままの議会の様子を市民にお知らせすることも大切ですが、議会に馴染みの薄い視聴者の立場に立って、どう伝えるのかということも考えなければなりません。

また、亀山市議会はホームページの情報発信も工夫しています。今でもかなり見やすいと思いますが、さらに現在ホームページのリニューアルに向けて検討を重ねているところです。そこでは、利用者の視点に立って、使い勝手のよさやアクセスのしやすさに配慮し、誰にでもわかりやすく使いやすい構成やデザインにすることと同時に、議員にとっても自身の活動に活用できるよう議案や関係資料の掲載など、掲載内容のさらなる充実に努めることとしています。これは大切な視点だと思います。

多摩市議会の現状では、議会に提案される議案について市民にお知らせできていません。ましてや、議会のホームページから我々議員が情報を得るのは、会議録の検索くらいではないかと思います。新しい情報発信ツールを導入することも必要かもしれませんが、まずは今あるホームページや議会だよりを工夫して、わかりやすく、アクセスしやすいものにしていくことが大切だと思います。

亀山市議会も情報発信の取り組みだけでなく、各常任委員会が市民との意見交換を取り入れた活発な調査活動を行うなど、大いに参考になりました。

今回の視察を踏まえて、15日の議会運営委員会で意見交換できればと考えています。


posted by めいこ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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