2011年02月17日

質問通告に向けて

今朝は朝遊説のあと、家に戻って、午前中は電話の応対に追われつつ、代表質問の通告を作成しました。

今回の代表質問が任期最後の質問になります。その後に行われる予算委員会でも質疑時間はありますが、厳密に言うと、「質問」と「質疑」は別のものです。「質疑」は疑義を質すことで、本来は自分の意見を述べるものではないそうです。「質問」は、市長、行政の見解を質すことで、そのことについて自らの意見開陳もあり得るのです。とはいえ、そんなに厳密に意識して発言している人はいないので、各自持ち時間の範囲で言いたい事を言っているというのが実情です。


さて、今回は私が行うことになった代表質問ですが、会派のみんなと相談して、今まで私たちが主張してきたことをベースに組み立てていく予定です。今回3人以上の会派は全て、市長の施政方針について代表質問を行うことになったそうなので、それぞれの会派の考え方や主張の違いが見えるかも。私が議員になるずっと前にも、代表質問を行っていた時期があったそうですが、今回の代表質問復活が、議会と市長の政策討論の場となり、政策集団を自認する会派ごとの主張や考え方が明らかになる場になるといいと思います。

さらに個別の課題については、一般質問をすることもできるので、そちらで追求することも可能ですし、その後の予算審議で、具体的な課題を取り上げることもできます。これらの議論を通して、多摩市の課題を浮き彫りにして、市民と一緒に来年度の予算を考えていく場にすることが目標なのですが。そして、必要があれば、市長提案といえども組み替えや修正の議論をタブーにしないで、よりよいものをめざしていきたいと思っています。


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2011年02月16日

春の陽気?

今日は、暖かくなりました。日中は春の陽気でしたね。


3月1日から始まる3月定例議会の議案説明が全議員に対して行われました。すでに新年度予算案の概要説明は受けていますので、今回は補正予算と条例の提案についてでした。


昨日市長の施政方針(案)も示されましたので、3月議会の対応について会派で相談し、私が代表質問を行うことになりました。市長が掲げる「市民主権のまちづくり」には大いに共感していますが、「誰かにお任せしお願いするまちづくり」ではなく、「共に汗を流し行動するまちづくり」への共感を呼び起こすために、市民に自覚と責任を求める以上に、市長を先頭に行政はどう変わっていこうとしているのかを、聞いてみたいと思っています。このことについて市長は「時間がかかる」とおっしゃっていますが、意識改革という点では、市民の意識改革だって同じように時間がかかるのではないでしょうか。


良くも悪くも私たちの中に根強い「お上意識」。そして、日々の暮らしに忙しいこともあって、ついつい「行政にお任せ」になってしまう現実。その行政をチェックするはずの議会を選ぶ選挙の低投票率という関心の薄さ。もちろん、多摩市は「自治基本条例」を制定し、自ら身近なまちづくりに積極的に参加しようという意欲を持っている市民も多いと思いますが、こういう「自治の芽」をどう育てていくのかも行政の力量に負うところが大きいとなると、市民の意識改革や自覚以上に「役所の変革」が必要なのではないかと感じてしまいます。


市の職員と話していて思うのは、公務員として「間違ってはいけない。公平でなければいけない。混乱を招いてはいけない。」という意識が強くあるということ。まじめな人ほど、この傾向が強く、これは決して悪いことではありません。しかし、この意識が強すぎると、決定過程の情報を市民に出すことに慎重になったり、いろいろな選択肢を示しながら方向性を議論するようなことが出来難かったりします。

長年、公務員として「こうあるべき」として期待された公務員像からの転換は、なかなか一朝一夕にはいかないと思いますが、それを一人ひとりの意識改革に委ねるだけでなく、「しくみ」としてどのように進めていくのかを考えることが必要なのではないでしょうか。


そして「市民主権」の実現のためには、なんと言っても議会の機能を活性化させることが必要。市長は議会の役割りをどう認識しているのか、率直なところを聞いてみたいとも思っています。質問通告の締切は18日の正午です。


3月議会について情報提供し、皆さんと意見交換する「議会前懇談会」は
2月20日(日)午後2時〜4時
ベルブ永山 創作室

で行います。どうぞお気軽にお越しください。
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2011年02月15日

一夜明けると

昨日夕方から降り始めた雪は遅くなっても降り続き、一夜明けて一面の銀世界となりました。今日の朝遊説は、自転車はやめて雪の道を駅まで歩いて行きました。シャーベット状になった道路の水たまりを避け滑らないように気をつけて歩いたので、いつもより時間がかかってしまいました。


聖蹟桜ヶ丘の交番前もかなり雪が積もっていましたが、市の職員が駅前の雪かきをしに来てくれました。おかげで通勤する方たちは助かったことでしょう。私も朝の活動を終えて自宅に戻ってから、自宅の前とバス停までの道の雪かきをしました。1時間位の作業でしたが、全身汗びっしょりに。バス停までの道を確保しておけば、とりあえず出かけるときに困らないので。

私の住んでいるマンションは表通りに面しているし、駅までにはお店もあるので、町が動き出せば人が通れるくらいの道は確保できるのですが、住宅街ではこうはいかないと思います。東京では滅多に積もるほどの雪は降りませんが、ひとたび雪が降ると日常を確保するだけで一仕事。高齢化が進んだ地方では、雪かきの人手確保が大きな課題だといいます。多摩市でもこれからは考えておく必要があるかもしれません。


午後は、多摩ニュータウン環境組合議会でした。来年度予算案の審議。2012年を目標年度とした中期経営計画の四年目を迎える2011年度。組合を構成する自治体はごみ減量に向けてさらに取り組みを進めていますが、清掃工場を運営する環境組合は、安全で安定的な施設稼動が大きな目標のひとつです。ごみの減量と清掃工場の安定稼動は矛盾するようにも感じますが、地球環境への負荷を軽減するという観点から、焼却処理場の効率的な運営をすることで、三多摩地域全体のCO2削減に結び付けていくことが大切だと考えています。

確かに、清掃工場を安定的に運営するためには、一定のごみ量が必要になります。だからといって、やみくもに近隣からごみを集めるわけにはいきません。多摩市をはじめ各自治体の市民はごみ減量の努力を続けています。その努力に報いるためにも、「ごみゼロ」社会をめざしつつ、過渡期はまず各自治体の焼却施設を縮小し、さらには三多摩全体の焼却施設を減らしていくことを考えていく必要があるのではないでしょうか。


環境組合議会議員を経験して、ごみ問題については、いろいろな面から考える必要性と難しさを痛感しています。
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2011年02月14日

4月の選挙に向けて

今朝は時折、白い粒が激しく降ったり止んだりというお天気の中、駅頭での活動報告をしました。雨や雪ではなく「霰」でした。傘を持っていなかった私に、同じ駅の別の口で活動報告をしていた藤原議員が傘を貸してくださいました。ご親切に感謝!です。

ところで、今日の午後は4月の市議会議員選挙に向けた立候補予定者説明会が市役所で行われました。立候補届け関係の書類も配布されるので、参加してきました。

会場は市役所の西会議室。今日の参加者は33団体。1人の候補予定者につき2名で参加したところもあったようなので、実際はこれより多い人数が集まりました。一方、本日参加していない候補予定者もいるので、4月の選挙は定数26名のところに40名近く立候補するかもしれませんね。


それにしても、全く初めて選挙に出ようとする一市民が今日の説明を聞いただけでは、なかなか理解できないことも多いのではないかと率直に思いました。選挙管理委員会の説明は簡潔にまとまっていて、必要なことを過不足なくコンパクトに説明していたのですが、それゆえに未経験者には「あれよあれよ」という間に説明が進んでしまったように感じたのではないかしら。もちろん最後に「わからないことは電話で個別に問い合わせてください」との説明もありましたので、私が心配する必要もないのかもしれませんが、立候補は市民の主体的な政治参加の重要な権利ですから、そのハードルを低くし間口を広げることが大切だと思います。


選挙の準備も進めなければなりませんが、3月議会も近づいてきましたので、その準備が気になっています。3月議会は会派代表質問を行うことになっているので、会派のみなさんとも意見交換しなくちゃ。明日は市長の所信表明(案)が配布される予定です。
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2011年02月12日

市民スポーツの裾野を広げる

今日も雪。暗くて寒い一日でした。


でも、今日は思いがけずに市民の熱気に触れて、元気をもらいました!

実は、本邦初公開!?ですが、私は学生時代に器械体操をやっていました。そのご縁もあって、市民スポーツの現場を見せていただく機会をいただきました。


総合体育館では、鉄棒や平行棒、あん馬や平均台、マットやトランポリンなどの器具(なつかしい!)を使って、子どもから大人まで多くの市民が体操を楽しんでいました。器械体操は、専用の器具を使いますので、どこでもできるわけではありません。これほど器具が揃っていて練習できる場所はそうそうないので、多摩市の体育館には近隣からも多くの方が通ってくるのだそうです。

体操といえば、オリンピックで活躍するようなジュニアの育成ということがすぐに思い浮かぶのですが、驚いたことに、ここでは、全く未経験から始めたという人もいらっしゃいました。もちろん指導者もいます。


三連休の真ん中の土曜日の夜、しかも雪は上がったとはいえ寒い日でした。なのに体育館の中は、みなさんの熱気で全然寒くありませんでした。多摩国体の開催に向けて、市民の機運を盛り上げようと多摩市も取り組みをすすめていますが、スポーツに親しむ市民の裾野を広げるためには、こういう身近に取り組める場を育てていくことが大切ですね。私ももう一度、柔軟体操から始めてみようかな!
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2011年02月11日

いつか行く道

朝から予報どおりの雪。道路に落ちると溶けるみぞれ状態でしたのでまだ積もるほどではありませんでしたが、出かけるにはちよっぴり躊躇するお天気です。でも、会場はいっぱいでした。


今日は介護保険市民フォーラムに出かけました。テーマは「認知症」。高齢社会を迎える中で、高齢者自身にとっても、その家族にとっても大きな不安要因であり、課題でもあります。


第一部は、桜ヶ丘記念病院の石田琢人先生からの基調講演でした。
まず、あらためて「認知症」は私たち自身の問題だと再認識することからスタートしました。現在65歳以上の方のうち、認知症の方の割合は約8%。これが80歳以上で20%、90歳以上で40%になるそうです。130歳くらいまで長生きしたら誰もが必ず認知症になるというということです。決して他人事ではなく、私の、そしてあなたの将来の姿でもあるのです。


私たちは医学の進歩や生活環境の改善で「長生き」できるようにはなりました。しかしその人生を尊厳と喜びをもって全うできるかどうかは、「長生き」することとはまた別の問題です。「認知症」とどう向き合い、どのように生きて最後を迎えるかは、まだまだ置き去りにされたままで多くの課題を抱えています。


最近は「認知症」という言葉も頻繁に耳にするようになりましたが、まだまだきちんと理解されているわけではありません。加齢に伴ういわゆる「物忘れ」と認知症の症状である「記憶障害」は別物であることや、歳を重ねればだれしも脳の機能が低下していくことなど、正しい知識をもつことは、いたずらに不安を抱かないためには必要なことです。


石田先生の講演で印象に残ったのは、沖縄県佐敷村での調査のお話です。そこでは、認知症の有病率は東京と同じだったそうです。しかし、東京では認知症高齢者の二割が夜間せん妄を起こし、半数に徘徊や妄想などの周辺症状があったけれど、佐敷村の認知症患者では周辺症状が見られなかったのだそうです。これは、佐敷村のような敬老思想が強く、実際に高齢者があたたかく看護され尊敬されている土地では、高齢者に精神的葛藤がなく、脳の器質的な変化が起こっても周辺症状は起こりにくいと考えられているからだとか。つまり、高齢になってもいつまでも役割りや楽しみがあって、周りに大切にされることが「長生き人生」を心穏やかに生き切るためには大事ではないかということ。


認知症が高齢社会の必然ならば、超高齢社会の到来を目の前に、私たちは認知症の治療や予防に力を入れることとあわせて、どういう地域や社会で高齢者を支えていくのかを真剣に考える必要があることを示唆しているように感じました。


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2011年02月09日

現場を知ること

今日は急遽清掃工場の現場の視察に出かけました。工場に着く頃には白いものが舞う空模様になりましたが、「百聞は一見に如かず」を体験する貴重な機会となりました。


唐木田にある清掃工場には、多摩市全域のごみと町田市、八王子市の一部のごみが運ばれ、焼却処理されたり、破砕処理されて日の出の最終処分場に運ばれます。

今日は不燃物の収集日で、いわゆる「燃やさない」ごみが工場に運ばれて来る日でした。収集車で各地から集められたごみはここで、破砕処理されるのですが、その前に「選別ライン」といわれる工程を通って、乾電池などの危険物を除去する作業が行われます。乾電池や蛍光管などは体に有害な水銀や重金属を含んでいるため、最終処分場に埋め立てることはできませんので、多摩市では、乾電池などの危険有害物は、不燃物(ピンクの袋で出すごみ)には入れずに別途出すことになっています。ところが、これが結構一緒に入っているようです。

作業現場では、収集袋から出された不燃物ごみが手選別ライン(動く太いベルトのようなもの)の上を流れてきます。それをラインの両側いる作業員の方が目で見ながら、乾電池や破砕処理に適さないものを瞬時に選んで取り除いていきます。本来は乾電池などは入っていないはずですが、これがかなり混ざっていることにまず驚きました。また最近は電池が簡単に外れないような構造のおもちゃなどもあり、そういうものも取り除かれます。さらにこのラインの流れるスピードが速くて、次々と不燃物が流れてくるので、私は思わず目が回りそうになりました。乾電池などが大量に流れてくる時は、手元のスイッチでラインの速度を落とすように合図を送るしくみになっていますが、それにしても大変な作業です。残念ながら多摩市の不燃物の収集袋に乾電池などが入っている割合は高いとのことでした。多摩市は市民の努力もあってかなりごみを減らすことができましたが、これからはさらに分別の徹底に取り組まなければならないと感じました。

また、ハサミや包丁、割れたガラス製品などは「危険物」と表示して出すことになっていますが、これらもそのまま入っていることがあって、作業する方が思わず手を切ってしまうということもあるそうです。さらに生ごみやおむつまで混ざっていることがあり、マスクなしでは作業できません。

この作業現場は、私たちが快適な生活を送るために「ごみ」として自分の目の前から排除したものが集まっている場所です。ここに集まる「ごみ」は今の社会をリアルに写し出しているようにも思われます。環境問題に関心を寄せる人も多いと思いますが、大きなことをいう前に、私たち一人ひとりが出している「ごみの行方」に思いを馳せて、もう一度ごみの分別ルールを徹底することから始めてみてはどうでしょう。


清掃工場では、地域の方との交流を通して清掃事業に理解を得るために、毎年工場を解放して「煙突階段のぼり」などのイベントを行っています。それもいいですが、子どもたちにこの作業現場を見学する機会を設けたらどうでしょう。何よりの環境教育になるのではないでしょうか。
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2011年02月06日

「プレス民主」ご覧ください!

今日は久しぶりに宣伝カーに乗って、市内広報活動を行いました。

昨日の朝刊に折り込んだ機関紙「プレス民主」で、民主党TAMAは、健康・教育・環境・住宅の四つの分野で重点的に取り組む政策を「民主党TAMA政策2011」として発表しました。ぜひご覧いただいて、ご意見お寄せください。


宣伝カーで地域を回ると、新しい住宅が増えていたり、逆に更地になっているところがあったりと、徒歩や自転車ではなかなか行けない範囲まで行くことができます。窓を開けていましたが、案外寒くありませんでした!
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2011年02月05日

旧正月のお祝い?!

今日は朝から青少協の地区委員会。1月はどんど焼きだったので、実質的には今年最初の定例会となりました。

その後一度家に戻って、今度は多摩視覚障害者福祉協会の新年会に伺うため永山に向かいました。新年会ではありますが、カレンダーは2月。「旧正月ですね」などという声もあり、なごやかな新年の顔合わせでした。

視覚障害、聴覚障害など様々な障害とともに生きるみなさんが、あたり前に社会参加するためにはまだまだ、社会のハードルは高い。私たちが何気なく目にしている文字情報も、だれかが音声に変えて伝えなければ、視覚障害の方には届かないのです。自分で情報を選択する前に、限られた情報しか届かないということをもう少し考えなければなりません。


新年会のあとは都心で行われた統一地方選挙に向けた決起集会に参加し、ごあいさつの機会をいただきました。他の参加者からは口々に「民主党政権の影響で大変厳しい選挙」という言葉があり、党に身を置く者として複雑な心境になりました。しかし、多くの国民と一緒に政治を変える第一歩を踏み出したのですから、ここで後戻りするのではなく、さらに前に進めるために地域から国民の声をつないでいかなければと思っています。

そして夕方多摩に戻って、民主党TAMAの仲間と市内街宣を行いました。民主党TAMAは「民主党TAMA政策2011」を発表し、今朝の新聞に機関紙プレス民主を折り込みました。ご覧いただけましたでしょうか。ぜひ皆さまのご意見をお聞かせください。
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2011年02月04日

介護保険の10年を検証するシンポジウム

日中は人に会うことが多いので、夜に開催されるシンポジウムや勉強会に足を運ぶことになります。今日は横浜まで出かけて公的介護保険の10年を検証するシンポジウムに参加しました。


介護保険制度が始まって10年。これからの超高齢社会を見据え、家族や地域の変容も視野に制度の再構築が必要な時期に来ていると考えます。介護を利用する人も飛躍的に増え、個人が負担する保険料も上昇しています。今回の介護保険制度改正では、全国平均で介護保険料が5000円を上回るかどうかというところがひとつの焦点になったようです。

いろいろなサービスを増やせば保険料に跳ね返ります。民主党政権もここに頭を痛めたようですが、今回は介護給付準備基金の取り崩しで何とか財源を確保し、保険料の上昇を抑える選択をしました。介護保険改正のたびに給付の引き下げが批判されますが、2010年現在7兆円の介護給付費は2025年には約19兆円〜23兆円くらいに増加する見込みです。これを保険料で考えると現在4,160円が、約13,000円〜15,000円くらになると予想されます。これでは保険料負担が重過ぎると感じる方が多いのではないでしょうか。だとすると、保険料の引き上げには限度があるので、常に保険給付の見直しが求められることになります。(もちろん税の投入割合を引き上げれば、また別の選択肢もありますが、それもまた国民の負担に変わりありません)負担と給付のあり方は常に議論になりますが、いろいろなシミュレーションを示しながら、私たち自身が選択していくしかないのだと思います。


そして次に話題になったのが、終の棲家は個室か多床室かということ。住み慣れた我が家で暮らし続けたいと願っても現実はなかなか難しく、多くの方が施設の入居を希望しているという現実もあり、多摩市でも特養などは入居待機者が300人とも言われています。そこで施設の増設が求められているのですが、個室ニットは部屋代が高くて、入所できる人が限られてしまうので、多床室の増設を望む声も出ています。


しかし、よく考えてみると特養ホームは終の棲家として人生の最後を過ごす場所です。病院のように一時的に治療のために滞在するわけではありません。であれば、一人ひとりのプライバシーと尊厳が守られる個室化をすすめることは当然だと思いますが、利用者の所得によっては入所が限られてしまいます。

横浜市では施設は今後30年使用することを考えて全室個室ユニットとする方向を打ち出し、居住費の助成を行うやり方をとっています。多摩市でも一定の施設建設の必要性を認めていますが、どのような施設を作っていくのか、利用者の負担のことも含めて考える必要があります。

そして最後に「介護保険は家族を大切にしたか」というテーマでパネリストから発言がありました。この10年で介護を取り巻く家族のあり方や地域社会の姿は大きく変化しています。利用当事者の尊厳や生きる権利を守ることとあわせて、家族介護者への支援についてもあらためて考える必要があるのではないでしょうか。昔のように多世代が同居して支えあいながら家族を見送っていくということは難しくなっています。1人で高齢の親の介護を担う人も増えているいま、介護する家族の生き方や暮らし方、人生にももっと目を向けていく必要があることが指摘されました。

安心して歳を重ねることができるために何が必要か。超高齢社会の到来は目の前です。
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2011年02月03日

春近し?!

今朝は定例の朝遊説。朝は寒いけれど、先日「この冬一番」の寒さを経験してからは、「今日はそれほどでもないか」と思ったり。


日中になると日差しが暖かくて過ごしやすい。春になればこんな感じに寒さが和らぐのかと、心が解放される気がします。

今日は午前中に、女性センターで行われた「DV被害をなくすための連続講座」の最終回に足を運びました。講師は前「多摩でDVを考える会」代表で、現在はNPO法人「全国女性シェルターネット」の共同代表を務めている土方聖子さん。


DV=ドメスティック・バイオレンスという言葉も多くの人に知られるようになりました。配偶者など親密な関係にある人からの暴力のことですが、「殴る」「蹴る」のいわゆる身体的暴力だけでなく、人格を貶めるような言葉の暴力、生活費を渡さないなどの経済的暴力やセックスを強要するなどの性的暴力など、様々な暴力が組み合わさって被害者の人格や安全を脅かします。


暴力から逃れるために、今の生活を捨てざるを得ない被害者には、まず安心して身を寄せられる場所が必要です。一時避難の場所です。公的な避難所もありますが、充分ではなく、民間のシェルターが対応しています。多摩地域にも五つの民間団体が運営するシェルターがありますが、財政的にも人的にも厳しい運営状況です。


多摩市では、現在、男女共同参画社会実現に向けた「女と男がともに生きる行動計画」の改定作業に取り組んでおり、その中でDV対策については重点的に取り組む方向性が出されています。DV被害のサポートは、暴力から逃れてシェルターに身を寄せれば終わりではなく、その後の自立に向けての長い道のりを支える息の長い活動が必要になります。民間の力も借りながら専門機関との連携を密にして、一人ひとりに寄りそう体制づくりが求められます。

女性や子どもに対するすべての暴力根絶をめざして取り組まなければなりません。


性暴力・DV被害者支援24時間ホットライン(パープルダイヤル)開設0120-941-826

2月8日(火)午前10時から3月27日(日)午後10時まで、専門的な知識を持った担当者による24時間対応の電話相談が実施されます。これは昨年11月の国会で補正予算が通り急遽実施されるもの。内閣府はこのホットラインによって被害の実態を明らかにし、今後の支援を検討したいとのことです。

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2011年02月02日

これから10年のまちづくり

今日は第5次多摩市総合計画基本計画についての全員協議会でした。

全員協議会は、議決をするわけではなく、行政から説明を聞いて議員が意見をいうための場です。議員1人の発言時間は5分間。これで今後10年間のまちづくりについて意見を言うわけです。

そもそも基本計画は行政計画であって、議会の議決事項ではありません。今日の全員協議会で出た意見がどのように計画に反映されるのか、あるいはされないのかは行政に委ねられているのです。


個別の施策や事業については言いたいこともあるけれど、何しろ財源の見込みも具体的に示せないという状況では、計画の実効性をどう評価していいのかよくわかりません。


ただ、今までのように「あれもこれも」できない財政状況だというのであれば、優先順位をより明確に示して、市民と一緒に考えていけるような計画にしなければならないと感じています。行政のあらゆる分野にわたる総合的な計画なので、ついつい総花的なものになりがちですが、ここは工夫を求めました。


また、「市民主権」を掲げる阿部市長は、その実現のために「地域委員会」や「市民による行政評価」など、新たなしくみの導入を考えているようですが、自治の推進のための方策を考え、提言する組織として自治基本条例に「自治推進委員会」が位置づけられています。新しいしくみを考える前に、今ある自治推進のしくみをどう活用し、機能させるのかを考えるべきだと思います。市長も自治基本条例を作るときの市民ワークショップのメンバーとしてこの自治推進委員会の果たす役割りにはいろいろと意見をもっていたはずです。今の委員会の役割りが不十分なら、機能強化のために自治条例を改正することもあり得るわけですから、ぜひ立法機関である議会も一緒に考えたいと思います。


今日は時間がなくて言えませんでしたが、市長が掲げる「市民主権のまちづくり」を実現するためには、私は議会の役割りが大きいと考えています。そこで、議会との協働をどう考えているのか聞きたかったのです。前市長は、行政経験が長い方だったので、行政の側から議会を捉えていたように思います。どちらかといえば、議会に対しては遠慮がちで、よくいえば、議会の自主性や独自性を尊重するという姿勢でしたが、一方で、それほど議会の機能に期待もしていなかったように感じることがありました。とりあえず、市長提案を可決するための過半数さえ確保できればいいというような感じを受けたこともあります。

でも阿部市長は、市民感覚をアピールしたわけですから、市民にとって本来的に議会が果たさなければならない機能はどういうものかということを考えながら、議会との関係を築いてほしいと思います。議会は議決機関として、市の意思決定を担いますが、26名の議員が多様な市民の声を背景に政策提案する機能も持っているわけですから、ぜひこれを活用してほしいと思います。

今日も他の議員から意見がありましたが、議論好きの阿部市長、まずは各常任委員会で政策分野ごとに委員と議論することから始めてみてはどうでしょうか。行政の慣例、前例に捉われないのが民間出身の強みですから、市長自ら行政の意識改革の先頭に立ってほしいと思います。
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